
わんにゃんドック(健康診断)

わんにゃんドックとは、犬猫の健康診断のことです。そう、人間ドックならぬ「わんにゃんドック」です。
当院では、元気なうちに、「わんにゃんドック」を受けられることをお勧めしています。それは、犬猫は人に比べて一年で4~5歳分年を取るということと、言葉を話せない動物は、気づかぬうちに病状が進んでいることがあるからです。
まだまだ元気いっぱいな子も、ちょっとお年を召した子も、元気な今こそ「わんにゃんドック」を受けてみませんか?一度、受けておくと安心ですね。
まずは、2つのコース(基本コース、しっかりコース)からお選びください。
また、それぞれのコースに追加検査を加えることもできます。
わんにゃんドックコース表
基本コース | 5歳未満のわんちゃん、ねこちゃんにおすすめです。 |
身体検査・歯科検査・血液検査 レントゲン検査(胸腹部) 尿検査 便検査 |
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しっかりコース |
5歳以上のわんちゃん、ねこちゃんのおすすめです。 お腹の超音波検査も加えてしっかりチェック。 |
身体検査・歯科検査 血液検査 レントゲン検査(胸腹部) 尿検査 便検査 超音波検査(腹部) |
甲状腺検査 | 高齢のわんちゃんやねこちゃんに多い甲状腺疾患を早急に発見するために。 | 甲状腺ホルモン濃度(T4,FT4)検査 |
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心臓検査 | 6歳以上の小型犬のわんちゃん、ねこちゃんにおすすめです。 | 心臓超音波検査 血圧測定 |
猫エイズ・猫白血病ウィルス検査 | 屋外に行くねこちゃんや、屋外に行ったことのあるねこちゃんは、一度受けておきましょう。 | 猫免疫不全ウィルス 猫白血病ウィルス検査(血液検査です) |
眼検査 | 眼の病気の早期発見に。短当種(パグ、シーズーなど)やダックスフンド、柴犬などにおすすめです。 | 眼圧測定 涙液量測定 |
わんにゃんドックの流れ
お申し込み |
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検査前日 |
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検査当日 |
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カウンセリング |
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*獣医師法により料金表示に制限があります。お手数ですが、料金はお電話もしくはメールにてお問い合わせください。
看板犬うめのわんにゃんドック しっかりコース 体験記
①身体検査
全身をくまなくチェックします。
診る、触る、聴く、臭う 五感をフルに使うことで異常を検出します。(味覚はほぼ使いませんが・・・)
②血液検査

血液検査を行うことで、貧血、炎症、体の臓器(肝臓・腎臓等)の異常が検出できます。
前足、後足、首の血管のいずれかから採血します。
③レントゲン検査

臓器の大きさや位置に異常がないか、腎結石や膀胱結石がないかなど調べることができます。
レントゲン撮影用の台の上で、横向きと仰向けの2方向撮影します。
胸部と腹部に分けて、合計4枚となります。(写真は、横向きのレントゲンを撮るところです。)
④超音波検査

肝臓や腎臓など、臓器の構造を確認したり、お腹の中にできものがないか調べます。
超音波検査では、毛があると見えないので、お腹の毛を刈らせていただきます。
⑤尿検査
尿試験紙、比重、尿沈渣の3つを検査します。
⑥糞便検査
直接法と浮遊法の2つの検査を行い、主に寄生虫卵がないかみていきます。
検査の詳細について
- 予約制となっております。事前にお電話もしくは受付にて承ります。
- 検査は、半日お預かりして行います。
午前中の診察時間にお預かりして、午後の診察時間のお迎えとなります。 - 検査結果は、結果報告書を作成し、約1週間後にカウンセリングとなります。
- 年齢や品種、飼育環境によって、その子に必要な検査は異なります。
(例えば、高齢の猫ちゃんであれば、甲状腺ホルモンの検査をお勧めします)
どのコースにしようか悩まれている方、追加検査の内容など、その子に必要な検査をご提案させていただきます。まずはお気軽にお問い合わせください。
健康診断では、隠れている病気を早期に見つけるためのものですが、すべての病気を見つけることを保障したものではありません。病気の種類によっては、一度の健康診断で見つからない場合もあります。ご理解、ご了承ください。