ご挨拶 看護師 浅野より

[2020年04月01日]

病院におこしくださる飼い主様へ

 

こんにちは、看護師の浅野です。

私事のご報告で大変恐縮ではございますが

4月25日(土)をもって退職させていただくことになりました。

沢山の優しい飼い主さん、可愛いワンちゃん猫ちゃんたちに出会え

とても充実した日々を過ごすことができました。

皆様、ありがとうございました。

 

病院では子犬クラスを担当し、子犬たちの成長を見させていただきました。

クラスを卒業した犬たちの最年長はもう6歳です。

あんなに小さかった子たちがこんなに立派になったんだ。

見かけるたびにそう思わずにはいられません。

 

私が動物看護師の仕事を選んで15年以上経ちました。

多くの犬や猫たちは昔に比べるとはるかに予防ができ、清潔で安心、安全に

健康的な犬生、猫生を送ることができています。

持病を抱える動物たちも昔よりもずっとずっと丁寧に生活することができています。

飼い主さんの愛情があってこそ、動物たちは日々幸せに暮らしていけるのだと

沢山の動物たちを毎日見て感じています。

 

そして「動物病院を好きになる」という考えが少しずつ定着しつつあります。

飼い主さんが犬たちの為におやつを持って来て、スタッフがおやつをあげるようになりました。

猫たちに匂いのついたタオルでくるんで、チュールを食べながら診察をするようになりました。

子犬たちはパピークラスに参加できるようになりました。

今では多くの犬たちがおやつを食べたいと診察室でねだるようになり

猫たちがチュールを食べながら爪を切ったり体温を測ったりしています。

わたしが看護師として働き始めた15年前、

行動学を勉強し始めた20年前には誰もやらなかったことを飼い主さんが行ってくださいます。

 

動物病院に行くときぜひ犬たち猫たちの大好物をもって病院に来てください。

いつも食べているものではなく、大好物がお勧めです。

どんなに明るい性格の犬猫でも多少は緊張します。

そんなとき大好物、いつも貰えないものが出てきたら

きっと動物病院を特別な場所として覚えくれるはずです。

 

犬や猫が診察するときは

「おすわり」も「伏せ」も「じっと抱かれて診察をすること」もどれも大切だと思います。

でももっともっと大切なのは

好きということ。

相手を好きだと思う気持ちが何よりも大切です。

相手を好きでなければ、おすわりも伏せも、じっと抱かれることもできないのです。

もちろん、人や動物病院が嫌いな動物たちもいます。そういった動物たちに、

出来るだけ負担少なく何ができるかを考えることが増えてきたのは間違いありません。

 

たくさんの飼い主さんたちが動物たちをみて、とても幸せそうです。

そういった飼い主さんのお顔をみることが私のやりがいでもありました。

 

わたしも含めてですが動物は愛している間に必ず先に旅立っていきます。

旅立つその日まで、ぜひ、お家のワンちゃん猫ちゃんたちと

おやつが好き、ご飯が好き、チュールが好き、おもちゃが好き、散歩が好き

なんでも、何度でも、

沢山の「好き」を共有してほしいです。

みなさんの動物たちの幸せと、そして

飼い主さんたち日々の動物との幸せを願っています。

 

残りわずかではありますが

どうぞよろしくお願い致します。

 

看護師 浅野